ドローンのアプリで、「ここは飛ばせます」とは出しません――判定しない形にした、3つの理由

分かれ道の道しるべと、押さずに寝かせたはんこのイラスト

弊社が作ったWebアプリ「飛ばす前の、3つの確認」は、「この場所は飛ばせます」とは出しません。出てくるのは、自分は何を、どこに問い合わせればよいかだけです。

答えを出してくれるほうが便利なのは、分かっています。それでも判定しない形にしたのには、理由が3つあります。

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理由1:決まりも、対象の場所も、変わるからです

🔴 2026年7月14日、小型無人機等飛行禁止法の改正で、対象の施設のまわりの範囲が、おおむね300mから、おおむね1,000mに広がりました。前の日までは範囲の外だった場所が、次の日から範囲の中に入ったことになります。

対象の施設そのものも、増えたり、期間を決めて足されたりします。警察庁のページには、要人の来日などで一時的に指定される施設の欄があります。

アプリが「飛ばせます」と出すには、全国の対象の施設と範囲の地図を、毎日正しく持ち続けなければなりません。弊社には、それを保ち続けることはできません。できないことを、できる形に見せないことにしました。

理由2:古くなった「大丈夫」が、いちばん危ないからです

決まりが変わったあとも、アプリが前のまま「大丈夫です」と出し続けたら、それを信じて飛ばした方が、違反をしてしまいます。

🔴 しかも、いまの小型無人機等飛行禁止法では、対象の施設のまわりで飛ばすと、警察官の命令を待たずに罰則の対象になります(6月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金)。「知らなかった」では済みません。

⭐ 「確かめる先」なら、決まりが変わっても、窓口の答えはそのときの正しい答えです。アプリが古くなっても、問い合わせ先を案内している限り、間違った「大丈夫」は出ません。

理由3:本は、何年も残るからです

このアプリは、写真集『青と白と緑』の読者特典として作りました。本は、出したあと何年も読まれます。何年か先に本を開いた方が、アプリを使うかもしれません。

そのときにも害にならない形は何か。そう考えて、「判定」ではなく「道案内」にしました。アプリの画面にも、中身を確かめた日(2026年9月20日)を出しています。

問い合わせは、飛ばす方ご自身で

アプリに入れたのは、決まりと、問い合わせ先だけです。電話でどう話すか、メールにどう書くかは入れていません。

⭐ 飛ばす方が、自分で、その場所を受け持つところに問い合わせる。ここがいちばん大事だと考えています。申請が要るかどうか、何に気をつけるかを決めるのは、窓口の担当の方です。アプリや記事が先回りして決めることではありません。

だからアプリの最後は、この1行で終わります。「問い合わせ先に、しっかり問い合わせてから、飛ばしましょう。」

この話の限界

  • ⚠ 罰則と範囲は、2026年10月5日に警察庁のページで確かめた内容です。決まりは、このあとも変わります。
  • ⚠ 判定しない形は、弊社の考え方です。判定を出すアプリが間違っている、という意味ではありません。
  • ⚠ アプリの中身の確認日は2026年9月20日です。決まりが変わったら、中身を直します。

弊社の考え方

アプリの使い方は、3分で、自分の問い合わせ先が1枚になりますに書いています。3つの決まりそのものは、ドローンを飛ばす前に確かめることは、3つありますにあります。

→ 「飛ばす前の、3つの確認」のご案内

弊社は、群馬県伊勢崎市を拠点に、ドローンの空撮を行っています。飛行は200時間以上、事故はありません。空撮のご相談は、お問い合わせから承っています。お返事は3日以内を目安にしています。

出典(2026年10月5日確認)

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この記事を書いた人

クリュープラス株式会社 代表取締役。群馬県伊勢崎市を拠点に、ドローン空撮とWebマーケティングを行っています。一等無人航空機操縦士。2016年から沖縄の離島を中心にドローンを飛ばし、飛行は200時間以上、事故はありません。Kindleで『言葉が変われば、単価は変わる』と写真集『青と白と緑』を出版。YouTube「drone islands」で、空から撮った日本の景色を公開しています。

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