「やらないほうがいいと思います」とお伝えしたあとで、それでもやってほしいと言われたら、どうするか。
🔴 やります。
そのうえで考えるのは、「この分を、どこで取り返すか」です。
たとえば、こういうことがありました
ある事業で、ある月に広告費を3割ほど増やすご指示がありました。
弊社はおすすめしませんでした。ですが、決めるのはご依頼主です。ですので、やりました。
- 増えた分の8割は、2つの枠に入りました
- その枠は、伸びませんでした
- 2か月後には、山の2割以下まで戻りました
⭐ 長くご一緒するほど、こういう月は必ず来ます。特別な出来事ではありません。
⚠ そして、ご依頼主が悪かった、という話でもありません。
やってみないと分からないことは、本当にあります。そして弊社の見立てが外れることもあります。実際に、外れたこともあります。
🔴 決めるのは、ご依頼主です
運用を任されることと、予算を決められることは、別のことです。
「やめましょう」でその場が止まるなら、話は簡単です。ですが、たいていは止まりません。決める権利は、お金を出す方にあるからです。
⭐ そして、止まらなかったあとも、成果を出す仕事のほうは残ります。
ここが、この仕事でいちばん難しいところだと思っています。自分の考えどおりに進まなかった月も、数字は同じように並びます。
⭐ ですので、考えるのは「どこで取り返すか」です
やることは、もう決まっています。ですので弊社が考えるのは、その分をどこで取り返すかのほうです。
🔴 そのためには、取り返せる場所を「先に」知っている必要があります。
そこから探しはじめたのでは、間に合いません。広告の山は1か月で立ちますが、記事も、メールの流れも、1か月では育たないからです。
そのために、ふだんから測っているもの
- 検索から来ている語と、そのあとの動き(→ 解析で見えていたのは、売上の4割でした)
- お客様が書いた言葉と、本当に困っていることのずれ(→ アンケートに「腸のこと」と書いてあっても、腸の話ではないことがあります)
- 記事が1本出るまでの段(→ 記事を1本出すまでに、17の段があります)
⭐ これらは「上手な打ち手」ではありません。在庫です。
いつ要るか分からないので、ふだんから持っておくものです。要ると分かってから作りはじめるものは、要るときには間に合いません。
実際に、どう出たか
その月は、広告費が売上に占める割合が上がりました。そして翌月・翌々月には、前の水準に戻っています。
担当した期間を通してみると、売上は前年比で97%台に収まっていました。
⚠ ただし、これが「取り返した成果」だとは書けません。同じ期間に、ほかのことも同時に動いています。後から切り分けられません。
この話の限界
⚠ 弊社の見立ても外れます。今回「おすすめしなかった」判断が正しかったとも、書けません。伸びなかったのは事実ですが、伸びなかった理由がその枠にあったとは限らないからです。
⚠ 取り返せないこともあります。今回はたまたま、取り返せる場所が手元にあっただけかもしれません。
⚠ これは1つの事業での話です。同じやり方が他の商材でも同じように働くかは、確かめていません。
⚠ そして、当時のやりとりを全部お見せすることはできません。相手のある話ですので、ここに書けるのは割合と、起きた順番だけです。
弊社の考え方
ですので弊社は、「やめましょう」とだけ言う相手ではありません。
⭐ やったうえで、どこで取り返すかを、ご一緒に考えます。「言ったとおりにしなかったから」で終わらせても、事業の数字は戻らないからです。
🔴 ただし、2つだけ、お引き受けできないことがあります。
- 法律に触れる表現(→ 薬機法のチェックを5巡しました)
- 事実をずらすこと——数字の見せ方を含みます
この2つは、あとから取り返しがきかないからです。広告の1か月は取り返せますが、この2つは取り返せません。
⭐ こういう進み方でよろしければ、ご一緒できます。思いどおりにならない月があることを、お互いに分かったうえで始められるほうが、結局は早いと思っています。
進め方はご一緒するかたちのページに、ご相談はインターネットマーケティングのページ、あるいはお問い合わせからどうぞ。お返事は3日以内を目安にしています。

