クリックが0のページは、順位で直す場所が変わります――2位なら題名、20位なら中身

棚の3段に置かれた書類の絵。上の段は見出しだけが琥珀色、中の段は紙が足され、下の段は空の紙と箱が置かれている

検索に表示されているのに、クリックが0のページ。どこを直せばいいのか。

🔴 答えは「順位によって違う」です。同じクリック0でも、2位のページと20位のページでは、直す場所がまったく別です。

ここでは、弊社のサイトの離島の記事で実際に測って、直す場所を決めた順番を、そのまま書きます。

目次

まず、材料です

弊社のサイトにある、ドローンで離島を撮った記録のページです。探されていた語でのクリックは、どれも0でした。

ページ 探されていた語 表示 順位 クリック
渡名喜島 渡名喜島 79 2.1位 0
阿嘉大橋 阿嘉大橋 67 6.3位 0
与那国島 東崎 東崎灯台/東崎 82/150 11.7位/26.9位 0
久米島 はての浜 久米島 はての浜 114 66.1位 0
座間味島 島の宿の名前(2語) 196 88〜92位 0

(Googleサーチコンソール。2025年5月1日〜2026年9月9日の数字です)

クリック0という点では、5本とも同じです。ですが、直したところは3通りに分かれました。

ページの平均順位では、見えません

最初に見るのは、ページ全体の数字ではなく、「ページ×探されている語」です。

渡名喜島のページは、ページ全体で見ると262表示・平均34.0位でした。これだけ見ると、4ページ目に出ているページです。

ところが語ごとに分けると、「渡名喜島」の1語だけで79表示・2.1位。ほぼ一番上に出ていました。平均が下がっていたのは、「渡名喜島 フェリー」などフェリーの語が5つ(合わせて86表示)、どれも50位前後だったからです。

🔴 平均順位は、強い語と弱い語を混ぜた数字です。混ぜたままでは、どこを直すかが決められません。

サーチコンソールの画面でも、ページで絞り込んでから「クエリ」の欄を見れば、同じ形で見られます。弊社は、全ページぶんを機械で一度に取り出しています。

順位で、3つに分けました

順位 起きていること 直すところ
1ページ目の上のほう(2位・6位) 見えているのに、押されていない 題名と説明文
10〜30位 押されにくい位置にいる 中身の厚み
60位より下 ほとんど見えていない 中身。ただし、書ける材料があるかを先に数える

2位・6位なのに0クリック → 題名を見る

渡名喜島のページの題名は、「渡名喜島」の4文字だけでした。

検索結果に並んだとき、押す理由が題名に1つもありません。しかも中身はフェリーで島へ渡った日の記録で、フェリーの語で探されていたのに、題名にも説明文にも「フェリー」がありませんでした。

題名は「渡名喜島へフェリーで渡って分かった5つのこと|港には1時間前に」にしました。

阿嘉大橋も同じ形でした。6.3位で0クリック、題名は「阿嘉大橋を撮影」。本文にあった「阿嘉島での撮影は3度目で、やっと天候に恵まれた」を、題名に出しました。

この位置では、中身だけを厚くしてもクリック0は直りにくい、と弊社は見立てています。読まれる前に、押されていないからです。

10〜30位 → 中身を見る

与那国島の東崎(あがりざき)灯台のページは、「東崎灯台」で11.7位、「東崎」で26.9位でした。

こちらは、題名の問題ではありませんでした。題名には、もう「東崎」も「灯台」も入っていたからです。

2ページ目・3ページ目は、そもそも押されにくい位置です。そして本文は358字で、ほとんどが箇条書きのメモでした。ここは中身を1,518字にしました。

中身を読み直す途中で、「石垣島まで520キロ」という誤りも見つかりました。与那国町役場のホームページでは約127キロです。中身に手を入れなければ、残ったままでした。

60位より下 → 書ける材料を、先に数える

久米島のはての浜は、「久米島 はての浜」で66.1位。ほとんど見えていない位置です。見えていなければ、題名を直しても押されません。ここは中身が先です。

ただ、中身を厚くする前に、数えることがあります。厚くするための材料が、手元にあるかどうかです。

はての浜は、ありました。元の本文は318字のひと言メモでしたが、「はじめてなら滞在は2時間くらい」「予定は潮を見て立てる」「乗り継ぎは1時間の余裕を」と、行った人にしか書けないことが詰まっていました。元の事実を1つも落とさずに、1,363字にしました。

🔴 座間味島のページは、材料が無かったので書きませんでした。このページに来ていたのは、島の宿の名前(2語で196表示・88〜92位)でした。弊社は空撮で島に行っていますが、宿の情報は持っていません。

表示が196あることは、書く理由になりません。書けるものが手元にあるかどうかが、理由になります。

書いたことは、書いたとおりに拾われます

はての浜のページには、「久米島 パン」で1表示だけありました。元のメモに、ビーチの近くのお店のパンがおいしかったと書いてあったからです。

1表示なので、効果はないに等しい数字です。ですが、書いたことは拾われ、書いていないことは拾われないことが、そのまま見えています。

見る順番を、まとめます

  1. ページ全体ではなく、ページ×語で見る(平均順位は、混ざった数字です)
  2. いちばん表示の多い語の順位で、3つに分ける
  3. 1ページ目の上のほうなら、題名と説明文
  4. 10〜30位なら、中身の厚み
  5. 🔴 それより下なら、まず書ける材料を数える。無ければ、書かない

この話の限界

直した結果は、まだ出ていません。書き直したのは2026年9月10日で、2026年9月23日ごろに前後を測ります。ここに書いたのは「どこを直すかを、どう決めたか」で、「直したらクリックが増えた」ではありません。

渡名喜島と阿嘉大橋は、題名と一緒に中身も厚くしました。クリックが増えても、題名と中身のどちらが効いたのかは、分けられません。

10位・30位・60位という区切りは、この5本を分けるために置いたものです。決まった基準ではありません。

数十〜数百表示の、小さなページでの話です。表示が少ないと、順位は数件の表示で大きく動きます。

サーチコンソールの数字は、取り直すと少し変わります。同じ期間でも、前日に取ったときは「東崎」が149表示・26.8位で、この記事のために取り直すと150表示・26.9位でした。

クリックされない理由は、題名だけとは限りません。同じ検索結果に何が並んでいるかでも変わります。そこまでは確かめていません。

1つのサイトの、離島の記事での話です。ほかの種類のページで同じ分け方が当てはまるかは、確かめていません。

弊社の考え方

「クリックが少ないので、記事を増やしましょう」「題名を変えましょう」からは入りません。

まず、ページごと・語ごとに、いまどこに出ているかを測ります。直す場所は、そこで決まります。直す場所を取り違えると、手間をかけても効きにくいところを直すことになります。

そして、書ける材料が無いところは、表示があっても書きません。持っていない情報を書いたページは、順位が上がったとしても、読んだ方の役に立たないからです。

ここで直した記事は、渡名喜島へフェリーで渡って分かった5つのこと東崎(あがりざき)灯台をドローン空撮久米島 はての浜をドローン空撮です。記事づくりの工程は記事を1本出すまでに、17の段がありますにも書いています。

サイトの見直しのご相談はWebマーケティング・SEO支援のページ、あるいはお問い合わせからどうぞ。お返事は3日以内を目安にしています。

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