Claude Code のおすすめ設定やプラグインは、SNS や動画でたくさん紹介されています。社内でも「これを入れたら便利そうです」という声が出てくるかもしれません。
便利な道具は確かにあります。ただ、会社で使う場合は、個人で試すときとは別に考えておきたいことがあります。この記事では、私が自分の仕事で数えてみて分かったことをもとに、会社で設定やプラグインを入れる前に決めておくことを書きます。
使っていない道具が、つないだまま残っていた
私は8月に、AIの作業環境につないでいた道具の数と、それぞれが呼ばれた回数を数えました。道具はおよそ670個あり、その半分を占めるサーバー管理の道具が呼ばれたのは、2か月で全体の0.9%でした。以前入れたプラグイン(手順書4つと外部とのつなぎ口7つ)は、入れてから一度も呼ばれていませんでした。
つないだ道具は、呼ばれなくても会話が始まるたびに読み込まれる仕組みです。道具が多いほど、AIが毎回目を通す量も増えます。私はこのプラグインを止め、今後使う予定のない道具も外しました。
会社で入れる前に決めておく3つのこと
1. 入れてよいかを決める窓口を一つにする
社員がそれぞれ良さそうな道具を入れていくと、誰のパソコンに何が入っているか分からなくなりがちです。入れたいものがあるときは、まず窓口になる人に伝え、その人が決める形にしておくと、全体を見渡せます。
2. 外部の人が作った手順書は、中身を確かめるまで入れない
Claude Code には、作業の手順書(スキル)を足す仕組みがあります。社外の作者が作った手順書を中身を確かめずに入れると、どんな処理が社員のパソコンで動くのか、会社が把握できなくなります。私の事務所では、外部の手順書は入れない方針です。会社で使うなら、少なくとも中身を確かめてから入れるという線を引いておくことをおすすめします。
3. 困りごとが出てから入れ、使っていないものは定期的に外す
入れるかどうかは、社内から上がってきた困りごと(誰が、どの作業で止まっているか)を集めてから考えます。あわせて、数か月に一度、呼ばれていない道具を数えます。外すのは、今後使う予定や、それに頼っている作業がないかを担当者が確かめてからです。
外の道具の代わりに、社内の型を育てる
紹介されている設定が、そのまま自社の仕事に合うとは限りません。
私自身、不足を感じたときは、まず自分の仕事向けの手順書を Claude Code に用意させるようにしています。画像生成の紹介を見て、似た働きを自前で用意したこともあります。会社でも、繰り返す仕事の手順を自社の決まりとして書いておけば、外の道具に頼らなくても回る範囲が広がります。
まとめ
Claude Code のおすすめ設定やプラグインは、入れる前に、使う回数と中身と、自社の仕事に本当に足りないのかを見ることが大切です。入れてよいかを決める窓口を一つにし、外部の手順書は中身を確かめ、使っていないものは外す。不足は社内の型で補う。この形にしておくと、道具が増えても、何が動いているかを把握しやすくなります。
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